Xに一番重点を置いて戦っているのは国民民主党?
最後にX投稿の「種類」についてみていく(調査期間7月3日〜12日)。
秋本記者は「日本共産党は『リポスト』がとても多くなっており、全体投稿の6割以上を占める。中身を見ると、例えば他の共産党の候補者や、自分の選挙区の共産党組織の投稿に対するリポストなどが多い。お互いでPRし合ったり、他の候補者のバズッた投稿を共有するなど、ある種組織的に互いの投稿をリポストし合って戦っているような部分も傾向として見られる。一方で、国民民主党は10党の中で一番投稿数が多い。また、中身を見ても『返信』などが多く、フォロワーとのコミュニケーションも積極的に行っている。これらから、国民民主党がXに一番重点を置いて戦っているといえるかもしれない」と分析した。
さらに「れいわ新選組は『オリジナル投稿』が多く、どちらかというとXというツールを自分たちの政策・情報の発信に使っている傾向があると言える。社民党はおよそ8割が『リポスト』であり、フォロワーの応援メッセージを各候補者がリポストしたり、仲間のバズッた投稿を共有したりなどの使い方が見られた。中身を見ると総数6309の投稿のうち、1人の候補者のアカウントが3600以上投稿していることがわかった」と述べた。
(ABEMA/ニュース企画)
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