■「“リブート(再起動)社民党”。これから面白い政党になる」
社民党の考えについて、福島氏は「憲法の価値を生かしていく政党。大企業が潤えばいいという新自由主義ではなく、社会民主主義。資本主義の中で、どう公平性を保ち、みんなをハッピーにできるか。イメージ的には、北欧などの福祉国家やジェンダー平等を実現している国家・国々が近く、社会主義や共産主義を目指すのではない」と説明。
社民党は「ミサイルよりコメを」とし、(1)食料品消費税ゼロ 即時実現 物価高から生活を守る、(2)最低賃金1500円 社会保険料半減など若者世代支援拡充、(3)最低保障年金 月10万円 医療費負担軽減で安心な老後、(4)原発はいらない 防災省創設し 災害対策、(5)農家の所得を増やす! 地方交付金倍増で循環型地域経済を、(6)ジェンダー平等・多文化共生社会の実現、(7)沖縄・日本を再び戦場にさせない!、という7つの提言を行っている。
「人権問題や普遍的なことにずいぶん前から取り組んできて、55年体制の時は社会党の提案を自民党が実現するようなこともあった。LGBTQやジェンダー平等、気候危機など、今とても大事なことを議論している政党で、フレッシュさを出すことが課題だと思う。今回の参議院選挙は、“リブート(再起動)社民党”。“社民党はこれからワクワクドキドキ、面白い政党になるから、あなたも一緒にやりましょう”ということを打ち出している」
■茂木健一郎氏「福島さんの話は理想を言われているよう」
