■今回の選挙は「崖っぷち」、それでも「社民党にしかできないことがある」

 共同通信社が行った全国電話世論調査(13、14日実施)によると、獲得議席予想は社民党が「1得る可能性」との見通しとなっている。

社民党(旧社会党) 議席数推移
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 福島氏は「120万票取らないと政党要件も失ってしまうので、崖っぷちだと思う」とコメント。また、今後の党の存続を踏まえた上で、「世代交代はしたいと思っている。中学生・高校生・大学生の数は多くないが、『社民党頑張れ』『自分が選挙に出る時までちゃんと残しておいてね』と言う子たちがいる」と明かす。

 最後に、改めて社民党としての覚悟を語った。「私がなぜ社民党に入ったかというと、憲法9条や憲法を変えずに生かしていくという政党だから。いろいろな政党が憲法とは言えないような改正案を出していて、ものすごく危機感がある。憲法は権力者を縛るものなのに、国会の憲法審査会ではそれすら理解されていないわけだ。貧困や生活をよくするために、多くの政党と力を合わせて法律を作ったり、税金を見直したり、教育の無償化などはできると思っている。でも、社民党にしかできないこともある」。(『ABEMA Prime』より)

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