17日間にわたる選挙戦も、残すところあと2日。各地で候補者たちによる街頭演説が繰り広げられている。
そんな候補者たちの声を、有権者はどう判断すれば悔いのない投票ができるのだろうか。大物政治家のスピーチ指導も行う話し方のプロと共に、演説を聞く際のポイントを深掘りしていく。
話し方トレーニングサービス「kaeka」の代表・千葉佳織氏は普段、政治家や経営者の演説や話し方を指導している。
これまでに約7000人に指導してきた“話し方のプロ”千葉氏は、街頭演説を実際に現場で聞くことでわかる“2つのポイント”を以下のように語る。
「本人がどこを特に盛り上げたいと思っているのかがわかること。拍手を促しているところや、歓声が上がるところで、本当に訴えたいところがわかる」(千葉佳織氏、以下同)
「もう一つは、支持層が見えること。例えば現場に行くと、『ここは家族連れの方が多いから若い人に受けている』や、『ご高齢の方が多く、歓声をあげているため、この支持層は政治に詳しい人が多い』などがわかる」
選挙演説を見る“コツ”をプロが直伝!
