【MLB】ドジャース 0ー2 ブリュワーズ(7月18日・日本時間19日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でブリュワーズ戦に先発出場。みぞおちに送球が直撃したものの、相手チームの選手へ「大丈夫、心配ないよ」とでも言っているかのような神対応を見せた。
ドジャースが0ー1と1点ビハインドで迎えた6回裏、1死一塁の場面で大谷に第3打席が回ってきた。なんとか走者を進めたいところだったが、ファーストゴロ。完全なゲッツーコースだったが、相手の悪送球もあり、なんとかゲッツーは免れた。
続くベッツの打席中、大谷は二盗を敢行。セーフにはなったものの、スライディングを試みた際、キャッチャーからの送球が胸の下、みぞおちあたりにワンバウンドで直撃。セーフとなった直後、セカンドベース上でうずくまり、痛がる素振りを見せたことでスタジアムに緊張が走った。
ロバーツ監督もベンチから心配そうに見つめる中、大谷は立ち上がり、左手で患部を軽く叩きながら右手を上げ、「来なくて大丈夫」といったようなジェスチャーを見せた。さらに、心配そうに声をかけてきたセカンド、チュラングの背中を叩き、「心配ないよ」とでも語りかけるかのように笑顔で対応。チュラングからも笑みがこぼれた。
不慮の送球直撃とはいえ、大谷は常に紳士的に振る舞い、決して怒りを相手チームの選手へ向けることはない。そういった態度も含めての“大谷翔平”という選手なのだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)


