どんな危険牌も止めることから付けられた熟練プロの異名“鋼鉄の岩”。しかしこの日のライバルが作り上げた倍満は、岩を砕く無敵の決め技だった。Mリーガー、各プロ団体推薦者が出場する「Mトーナメント2025」ファイナルステージA卓が7月21日に行われ、岡本壮平(最高位戦)の倍満へ前田直哉(連盟)が放銃。放送席からは叫び声が上がり、視聴者も一斉にコメントを寄せた。
場面は第2試合の東3局1本場、前田は序盤から赤とドラが集まるチャンス手となっていた。一方の岡本は一万をポンして清一色へ向かった。岡本が一・四・七万待ちの三面待ちでテンパイすると、前田もそれに追いつく。四万を切って6・9索待ちか、9索を切って四万単騎待ちの仮テンかの選択だ。前田が手を止めると、解説の河野高志(RMU)は「9索ですよ。さすがにドラの四万は切らない。四万の周りを引いてきたら勝負で5索切りリーチですね」と予想した。
岡本の清一色が前田を砕く!Mリーグ 日程
12月8日(月)
12月9日(火)




