【MLB】ドジャース 7ー10 ツインズ(7月22日・日本時間23日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」でスタメン出場。9回二死一塁の場面で日本選手初となる4試合連続の36号2ランホームランを放った。先発した同僚の山本由伸投手が降板した後の連日アーチに球場は一気に沸騰。この一発で再びリーグトップのスアレスに並んだ。
メジャー8年目で初めて飛び出した4戦連発弾に、本拠地ドジャー・スタジアムに詰めかけたファンも騒然となった。捉えたのはスプリット。ツインズのクローザーが投じた3球目、100.1マイル(約161キロ)の豪速球を弾き返すと、打球は逆方向、レフトスタンドに吸い込まれていった。飛距離は405フィート(約123メートル)、打球速度は107.5マイル(約173キロ)だった。
大谷は前半戦をリーグトップで昨季(=29本)を上回る32本塁打、60打点、打率.276の成績で折り返し、ナ・リーグ西地区の首位を走るドジャースを牽引。オールスター前の7月2日(日本時間3日)から7日(同8日)にかけて6戦連続ノーアーチとやや調子を落とした時期を乗り越え、後半戦は前日の21日(同22日)まで自己最多タイの3試合連続ホームランを放っていた。
大谷は今季も5月25日(同26日)から27日(同28日)にかけて3戦連続で一発を放つなど、過去に幾度も“4戦連発”に王手をかけていたが、今季9勝目をかけてマウンドにあがった山本を援護する見事な一発で自身初、日本選手としても初となる快挙を達成した。
チーム102試合目での36本はキャリアハイ(2024年=54本)を更新するシーズン57本ペース。大谷自身も前日の試合後に「調子が戻ってきている」とコメントした通り、後半戦5試合で4本塁打と量産体制に入るひと振りとなった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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