【WRC世界ラリー選手権】第8戦 ラリー・エストニア (日本時間7月17日〜20日)
WRC(世界ラリー選手権)の今季折り返し初戦となる第8戦が開催。トヨタからスポット参戦を果たした偉大な王者の息子である2世ドライバーが、WRCファンを魅了する大活躍を見せた。
競技2日目デイ2のSS6で、オリバー・ソルベルグのアグレッシブな走行映像がクローズアップされた。その走る姿をよく見ると、ソルベルグの操るGRヤリスは左フロントバンパーを破損しており、左リアフェンダーあたりからも何かパーツが外れかかってヒラヒラしている。
ジャンプの多いこのステージで、着地時にマシンを破損したようだが、ボディがこのような状態になりながらも激走を続けたソルベルグは、このSS6で見事2位タイムを獲得した。さらに、この日は他のSSでも絶好調で、細く険しいコースをものともせずに圧巻の走りを披露し、SS2とSS4ではなんと全ドライバー中トップタイムを叩き出し、ファンや関係者を驚かせている。
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