今季はセカンドカテゴリーであるWRC2を主戦場としていたソルベルグは、スウェーデン出身の23歳。今季5戦ですでに3勝を収めてきた手腕を買われる形で、世界中のラリー関係者が関心を持つ期待の新星がトヨタのトップチームからスポット参戦を果たした格好だ。

 すでに賢明なWRCファンならお気づきのとおり、オリバーの父親は、かつてスバルで一時代を築いた偉大なる王者、ペター・ソルベルグその人である。父親譲りの激しい攻めの走りは見ていて痛快だが、はたして最終日までこのまま走り続けて、最高の結果を残すことができるのか。世界中から注目が集まる。(ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2025』/(C)WRC)

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