【MLB】ドジャース 7—10 ツインズ(7月22日・日本時間23日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手がツインズ戦に「2番・DH」でスタメン出場。5打席目に日本選手初の4試合連続ホームランを放ったが、3打席目で見せた相手捕手に対する振る舞いも視聴者の間で称賛を集めた。
3-3の同点で迎えた5回、2死走者なしの場面で大谷が3打席目を迎えた。2球で追い込まれてからの4球目、大谷のファウルチップが相手捕手のフェイスガードに直撃するアクシデントが発生した。打球音とともに球場が一瞬静まり返る中、驚いたように振り返ったのは他でもない大谷だった。そして、スイングを終えた直後にもかかわらず、大谷は驚いたような表情のまま、すぐにキャッチャーの様子を確認し、“大丈夫?”とでも言うような優しいまなざしとジェスチャーで声をかけた。
そっと見守るようにその場を離れず、自然と左手を差し出す。そんな“大谷らしい所作”に、中継の視聴者からは称賛の声が沸き起こった。「痛かった?ごめんね」「気配りの男」など、大谷の対応に感動する声が相次いだ。激しい勝負の場でも相手選手を気遣うその姿勢に、改めて“人としての魅力”を感じたという声も多く見られた。
この打席は結果的にセンターフライに打ち取られた大谷だったが、結果以上に記憶に残る打席となったのは間違いない。ファウル直後の神対応に、ファンの心はまた一段と強く惹きつけられたようだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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