【MLB】ドジャース7-10ツインズ(7月22日・日本時間7月23日)         
7月22日(日本時間7月23日)に行われたロサンゼルス・ドジャース対ミネソタ・ツインズの一戦で、ドジャース・大谷翔平が放った今季第36号が話題となっている。
9回裏ドジャースの攻撃、2死三塁の場面で打席に立った2番・大谷。この打席の大谷に対してマウンド上の7番手ジョアン・デュランは、初球、外角高めいっぱいのところへと決まる102.1マイル(約164.31km/h)の剛速球を投げ込み、ストライクを先行させると、続く2球目は、101.2マイル(約162.86km/h)の剛速球が真ん中高めのボールゾーンへと大きく外れてカウント1-1に。そして注目の3球目、デュランが投じたのは、外角やや低め、遠いところを突く100.1マイル(約161.09km/h)のスプリット。強気で押すデュランのこの魔球に、大谷は、まるで追い込まれてから外の際どい球をカットしにでもいくようなシャープなスイングで捉えると、それをそのまま逆らわずにレフト方向へと打ち上げることに。
しかしこの一打、その柔らかに見える押し出し方とは裏腹に、独特な快音の余韻に浸る間もなく、高速でレフトスタンドへと一直線。閑散としたスタンドで、最後までドジャースの逆転を願いながら声援を送る地元ファンたちの元へと飛び込み、彼らを狂喜乱舞させる一発となった。100マイルを超える直球を見た後で、同じく100マイル超えのスプリットを投じられたにもかかわらず、あたかもそれを最初から待ち構えていたかのように完璧に捉え、軽々とレフトスタンドへと叩き込んだ大谷に、ファンからは「バケモノかよ」「ヤバすぎ」「反則だろ」「狙ってたしてもw」「デュラン相当ショックやろ」「デュランもヤバい投手だけどな」「信じられん」「これが大谷さんの恐ろしさよ」といった様々な反響が巻き起こることに。