【写真・画像】「170、うわ…」公道最速ラリー車が時速178キロ→21キロへ“急減速” 驚異の最高速&フルブレーキングに放送席絶句 1枚目
【映像】爆走するラリー車の隣で“超人的”綱渡り(実際の様子)
この記事の写真をみる(3枚)

 WRC世界ラリー選手権)の第8戦エストニア大会、ラリーマシンが走る沿道でエストニア出身のアスリートが離れ技を披露する場面が見られ、ラリーファンを喜ばせている。

【映像】爆走するラリー車の隣で“超人的”綱渡り(実際の様子)

 エストニアでWRCが開催されたのは2年ぶりということで日本時間20日の最終日まで多くのファンが会場へ駆けつけた。エストニアでは昔からラリーの人気が高く、過去にも優れたドライバーを輩出してきたが、現役でもチャンピン獲得経験者のオィット・タナックがエストニア人である。

 競技初日デイ1は、エストニア第二の都市、タルトゥに設置された特設会場でスーパーSSのみが行われる。しかし、このコースをラリーマシンが激走する風景の横に、風変わりな人が見られた。左右に長く張られたロープのうえで、この人物が跳ねたり、寝たり、歩いたりしている。

 この超人的パフォーマンスを行う人物は、エストニア人のヤーン・ルイス氏。2点間に張ったベルト状のライン上でのパフォーマンスを競う「スラックライン」の世界王者で、これまで大陸間スラックライン横断や海峡横断、超高層ビル間でのスラックラインなど奇跡的なプロジェクトを成功させてきた人物だという。

 今回は、母国でのWRC開催ということで、ラリーマシンが爆走するすぐ隣で、ライン上での過激な超人技を披露して大会を盛り上げてくれた。過激といえば、ラリーも世界一過激な公道のモータースポーツである。今大会での滅多に見られない過激なアスリート同士の競演に、現地ファンはもちろん、視聴者も興奮させらることとなった。

 このヤーン・ルースの姿に視聴者からは「あの観客は一体何?」「楽しそう」「やっぱ妖精だったんだ」などのコメントが寄せられている。(ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2025』/(C)WRC)

この記事の画像一覧
この記事の写真をみる(3枚)