■「今変革すればみんなが見る」
若者世代からも支持される自民党に生まれ変われる可能性はあるのか。EXIT兼近大樹は自民党に対しての不信感の積み重ねが現状を招いたとした上で、敗北した今こそが復活に向けてのタイミングだと指摘する。「今やったこと、やってこなかったことを全部ひっくるめて嫌われている状態だとするならば、僕は今ラッキーな状態だと思う。今まで日本を担ってきたことを、若い子たちが知らない。やったことよりも今やらなかったことを批判されている状態で、それは野党というか自民党の敵の人たちが作り上げたストーリーに負けた。(党内に)素晴らしい人がたくさんにいるにもかかわらず、今までやってきたことを知らない子が『自民党はダメ』だと適当に批判している」。
勢いのある若い政党に押されている状況があったとしても、これまでの日本を形作ってきた実績を打ち出し、それを継続していけば風向きは変わるというのが兼近の意見だ。「ただそれは今後なくなって、ちゃんとやってきた議員さんたちが活動し続ければ、しっかり注目を浴びて評価される時代が絶対に来る。むしろ今、自民党を踏み台にして高く飛んだ人たちは着地の仕方をしらず、国をどうやって動かせばいいかわからない。今まで政治玄人しか盛り上がらなかった時代から、やっと素人というかマス、大衆のみなさんが興味を持った。今がチャンスだと思う」。
これには、まいきちも共感を示した。「自民党さんの内情を私は今知ったし、だからこそ(選挙中は)やはり届いていなかった。知り合いの人もどうやって知ったらいいかわからない状態の中、こんなに考えてくださっている方がいたことを初めて知った。今、選挙はすごく話題になっていて熱がある。つまり自民党さんが一番注目されている時。だから今はすごく変革をしてくれると、みんなが一番見る。それこそ今が本当のチャンスだ」と添えていた。
(『ABEMA Prime』より)

