20日に行われた参院選で“歴史的敗北”と言われる結果に終わった自民党。連立与党の公明党とともに大幅に議席を減らし、衆議院に続き参議院でも過半数を割り込む「少数与党」に転落した。石破茂総理に対しては党内外から退陣を求める声も出るが、アメリカ・トランプ大統領との関税交渉で、相互関税15％で合意にこぎ着けたことも影響してか「#石破辞めるな」というハッシュタグがSNSで盛り上がってもいる。
参院選では、自民党は若者世代からの支持がかなり低かった。ANN出口調査によれば、比例区で自民党に入れた10代は12％、20代は11％。躍進した国民民主党が24％・26％、参政党がいずれも24％だったことを見れば半分以下に留まっている。「ABEMA Prime」では比例区で出馬し落選した自民候補3人が出演。敗因を振り返ったが、若者世代からは自民党の主張、政策が「届いていなかった。みんなが敵だと思っている」という意見が飛び、さらにこの苦境は「今が一番注目されている時。変革する本当のチャンス」という声もあった。
■若者世代から猛反発…自民党の大苦戦
