リードした“天才”に、隙など見当たらなかった。Mリーガー、各プロ団体推薦者が出場する「Mトーナメント2025」ファイナルステージD卓が7月25日に行われ、堀慎吾(KADOKAWAサクラナイツ・協会)が首位通過でセミファイナルへ進出を決めた。第1試合でトップを取ると、第2試合では役満・国士無双のテンパイもオリるなど徹底して守備に回り、盤石の試合運びを見せた。2位通過は団体推薦選手の相川まりえ(最高位戦)。
第1試合は東家から相川、竹内元太(セガサミーフェニックス・最高位戦)、堀、鈴木たろう(赤坂ドリブンズ・最高位戦)の並びで開始。堀は東1局、相川から5200点の先制。東2局1本場はまたも相川から満貫をアガり、大きくリードを取った。東3局、たろうへ満貫の放銃を喫し2着へ後退するも、東4局に満貫をツモ。再びトップ目に立った。
南1局、堀は8巡目に平和・赤のイーシャンテンからドラの六万を引き込み、決定打を目指して先制リーチ。満貫含みのテンパイとなっていたたろうを降ろし、イーシャンテンから押し返しを図る竹内が切った3索にロン。リーチ・平和・赤・ドラの8000点でダントツ状態、これで試合の流れを掌握した。南4局はたろうの親を流すため、南ポンから3副露の積極的な仕掛け。最後は自らツモり、南の1100点でトップとなった。
巧みに試合をコントロールMリーグ 日程
12月8日(月)
12月9日(火)




