誰もが血沸き肉躍る役満テンパイ。しかし超一流の雀士は、決して手牌に溺れなかった。Mリーガー、各プロ団体推薦者が出場する「Mトーナメント2025」ファイナルステージD卓が7月25日に開催。堀慎吾(KADOKAWAサクラナイツ・協会)が役満・国士無双をテンパイするも、ライバルの危険牌を切らずに即撤退。このシーンに、視聴者は驚愕のコメントを寄せた。
東1局、堀の配牌は端牌が多く、アガリには向かいにくい形。第1ツモで9索を引くと、ど真ん中の五万から切り出した。第1試合でトップを獲得していた堀。この試合は守り切ればセミファイナル通過が見えていた。こうした背景もあり、慎重な打ち回しを選択した。
だがその手牌は、予想以上に伸びていく。5巡目にはイーシャンテンとなり、国士無双の可能性が現実味を帯びる展開に。視聴者は「ざわざわ」「え?」「まさかの?」「国士だあ」と騒然となった。その一方で、西家の相川まりえ(最高位戦)が西と8索をポンして、2筒と7筒待ちの対々和をテンパイ。竹内元太(セガサミーフェニックス・最高位戦)はカン3筒待ちのリーチ。その宣言牌を鳴いて、鈴木たろう(赤坂ドリブンズ・最高位戦)も二・五万待ちでテンパイ。卓上は一気に緊迫感を増した。
役満テンパイもあっさり撤退Mリーグ 日程
12月8日(月)
12月9日(火)




