アメリカで屈指の人気レース、NASCAR(ナスカー)の第21戦が開催。レースは終盤に雨天による赤旗中断となったが、濡れた路面を炎で焼いて乾かすレアなマーシャルカーが登場すると、視聴者の注目を集める一幕があった。
日本時間21日に行われた今大会の舞台は、デラウェア州のドーバー インターナショナル モータースピードウェイ。典型的なオーバルトラックで決勝レースは淡々と進んでいたが、残り17周で1台のマシンのクラッシュからイエローコーションが出てペースカーが入ることになった。
予選時から雨が降ってコンディションは不安定だったが、いよいよレースでも雨が降り始める。ペースカーはそのまま全マシンをピットまでリードしていき、全車ピットレーン上で停車させた。解説の桃田健史氏が「非常にユニークなシチュエーションですが…」と言うなり、雨が本格的に降ってきて赤旗中断。その後、レースが再開されたのは、なんと56分後。異例の展開ながらレースは残り13周から再開され、全マシンがペースカーに先導されながら、ゆっくりコース内へ戻っていく。
するとこの時、中継カメラがとらえたのは、ボディの下部から炎のようなものを出して、路面に吹き付けているマーシャルカーだった。どうやら路面を乾かす作業をしているようだが、解説の桃田氏によれば、「(このマシンが)アメリカらしいですよね。考えられないですよ、(路面を)あぶっちゃうんですから。流石に日本じゃ認められないでしょう。(日本では)舗装の専門家の方が『安全性が保証できない』と言うでしょう」とのこと。
アメリカナイズされたこの珍しいマシンの勇姿を観た視聴者からは「路面焼いてる」「ジェットエンジンの送風機だ デカい」「物理的に乾かしてる」「焼きドーバー」「これぞアメリカンマッチョ」「地面焼き」「プロパンって書いてあるしw」「ダイナミック 乾燥」「あっちの消防法どうなってんだ」「BBQ!」など、反響が殺到した。(ABEMA『NASCAR Groove』/(C)NASCAR)
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