【MLB】レッドソックス 2-5 ドジャース(7月25日・日本時間26日/ボストン)
この無邪気さがスーパースターの証だろうか。ドジャースの大谷翔平投手はレッドソックス戦に「1番・DH」で先発出場。第1打席は空振り三振に終わったが、この打席で放ったファールボールを眺めていた時の“表情の変化”が注目を集めている。
プレーボール早々に迎えた第1打席。大谷はレッドソックス先発のベヨ投手と対決。シンカーを得意としているベヨだが、この打席では持ち味のストレートから攻めていくも初球は高めに浮いてボール。2球目もストレートを投じたが、コースはインコース高目だった。引っ張れば一発もありうるボールに大谷も思わず反応した。
ジャストミートした打球はライナー性の当たりとなり、一塁線を割ってファールゾーンへ。しかしあまりの速さの打球に大谷も声を上げるほど。というのも打球の延長線上いいたのはドジャースの一塁ベースコーチや審判たち。注意喚起のため、慌てた様子で叫ぶシーンが見られた。
この呼びかけの効果か、それとも一塁ベースコーチらの判断の良さか打球は一塁ベースコーチをかすめることなく通過。危険を察知し叫んだ大谷だったが、そこまで危なくなかった&楽々とよけられたことにバツが悪かったのか、唇を噛んでのニヤケ顔を披露。その悪ガキっぽさにファンたちはくぎ付けとなったことだろう。
誰もが待ち望んだ6試合連続ホームランはこの日実現することはなかったが、ベッツ欠場で再び座った1番で1安打2出塁とリードオフマンの役割を十分に全う。チームの連勝に貢献している。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)



