漫画家・伊藤潤二氏が米アイズナー賞“殿堂入り”の快挙 これまでに手塚治虫氏や宮崎駿氏ら 「誠に身に余る事で、いまだ信じられぬ思い」 2025/07/28 11:00 拡大する 7月26日(日本時間)にアメリカで開催された、最も権威ある漫画賞のひとつ「第37回ウィル・アイズナー コミック・インダストリー・アワード」(The Will Eisner Comic Industry Awards、以下アイズナー賞)で、伊藤潤二氏の“殿堂入り”が発表された。 これまで伊藤潤二作品のアイズナー賞受賞歴は、2019年に英語版『伊藤潤二傑作集10 フランケンシュタイン』が「最優秀コミカライズ(漫画化)作品賞」、2021年には英語版『地獄星レミナ』が「最優秀アジア作品賞」、同作と英語版『伊藤潤二短編集 BEST OF BEST』が「Best Writer/Artist部門」、2022年に『伊藤潤二傑作集4 死びとの恋わずらい』が「最優秀アジア作品賞(Best U.S. Edition of International Material―Asia)」を受賞。これら4作品の受賞を経て、ついに“殿堂入り”という快挙を達成した。 続きを読む