【MLB】レッズ2－5ドジャース（7月28日・日本時間7月29日）
7月28日（日本時間7月29日）に行われたシンシナティ・レッズ対ロサンゼルス・ドジャースの一戦で、ドジャース・山本由伸が“大きく変化するカーブ”で相手打者を三振に打ち取った。
1-1の同点で迎えた3回裏・レッズの攻撃、無死二塁の場面で打席に立った2番のマシュー・マクレーンに対して山本は、縦の軸を上手く使った変化球攻めでカウント2-2と追いこむと、勝負の5球目は、真ん中やや外寄り、低めのボールゾーンへと急激に曲がり落ちる125km/hのカーブを振らせて空振り三振に。その際、捕手のダルトン･ラッシングが構えたミットの手前でバウンドするほど、大きく曲がり落ちたボールに食らいつこうと、マクレーンもまた、重心を沈めながら捉えにかかるも、腰砕け状態でバットを振るのがせいぜい。そのバットを避けるようにボールは変化し、体勢を崩しながら“かすりもしない”空振り三振となった。こうした変化量の大きい山本のカーブと、それを上手く使ったこの奪三振シーンに、ファンからは「ヨーヨーカーブだ」「落ちすぎ」「凶悪すぎるw」「軌道エグすぎ」「右打者は打てん」「配球も完璧」といった様々な反響が巻き起こることに。
山本といえば、MLB1年目となった昨季も、変化量の大きいカーブを駆使して相次いで三振を奪い、それが“ヨーヨーカーブ”として現地で大きな反響を巻き起こすこととなったが、そうした多彩な変化球に加え、“引き出し”の多い山本ならではの投球に、今後も多くの強打者たちが悩まされることとなりそうな気配だ。
なお、試合の方は大谷の2点タイムリー2ベースで勝ち越しに成功したドジャースが、リードを守りながら点差を広げ、5-2で勝利。7回・101球を投げ、4安打、9奪三振、1失点の好投を見せた山本は、うれしい今季9勝目を挙げることとなった。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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