メダルを狙ってリスク承知で挑戦した演技も、まさかの大失敗に会場が静まり返った。「世界水泳シンガポール2025」17日目が7月28日に行われ、男子3mシンクロ飛板飛込でドイツのティモ・バーテル、モーリッツ・ヴェーセマンが、難易度3.5の307C(前逆宙返り3回半抱え型)に挑んだものの、一方が回転不足で2回転半になってしまい、まさかの「0点」を記録した。
飛込競技では、事前にどんな演技をするか申告し、その出来栄えによって点数が決まる。2人で行うシンクロであれば、そこに2人の同時性・同調性なども採点項目として加わってくる。飛込大国の中国選手であれば、まるで鏡に写したかのようにピタリと演技を合わせてくる。
まさかの「0点」
