ドイツペアもメダル争いの一角に加わろうと307Cに挑戦したが、助走の段階からずれが生じた。すると一方の選手はしっかりと高く飛び出し3回転半したものの、もう一方の選手は回転不足で2回転半に。日本における飛込競技のレジェンド・寺内健氏は「大きく失敗ですね。ずれましたし、手前の選手は助走を失敗して2回転半しかしていないですね。0点です」と、予定した演技と異なるものになってしまったことから、点数がつかない演技になったと説明した。
きれいに決まれば大きな歓声が響き渡る会場内だったが、この失敗にはどこからも声があがらず、2人が入水した音だけが虚しく響くという寂しいシーンにもなっていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

