【NASCAR】第22戦 ブリックヤード400/インディアナポリス・モーター・スピードウェイ(日本時間7月28日)
NASCAR(ナスカー)の第22戦がインディアナポリスで開催された。レース途中で、ピット作業中にジャッキが落ちてタイムロスに繋がる痛恨のアクシデントが見られた。
ステージ2の中盤65周目、他車がピットインするなかコースに残ったことで先頭を走っていた60号車のライアン・プリースが、いよいよピットへ入る。先に右側の前後タイヤを交換したピットクルーたちが、マシンの左側へ回って左側の前後タイヤを替えようとした。
この時に突如、タイヤ担当のクルーが手を止めてしまった。しかし数秒後にはクルーが作業を再開し、タイヤ交換をなんとか完了して、プリースが乗るフォード・マスタングはコースへと戻っていった。1秒を争うピット作業中にいったい何が起こったのか。
リプレイ映像が流されると、その理由が判明する。車両を持ち上げるジャッキ担当のクルーがマシンの左側でジャッキを用いた際、ジャッキの故障か、それともクルーのミスなのか、車体が一度路面へ落ちてしまったのだ。思わず、解説の桃田健史氏も「落ちた!落ちた!」と悲痛の叫びをあげている。
再度ジャッキを用いてマシンをあげてタイヤ交換を済ませた60号車は、結果的に周回遅れになってしまった。「こういうの(ピットでのミス)があるとラップダウンになる」と桃田氏、さらに続けて「あの2秒、3秒がレースのシチュエーションを変えてしまう」と言及している。
その後、チームメイトであるピットクルーのミスを帳消しにすべく奮闘したプリースのマスタングは、今回絶好調だったトヨタ勢3台の後につける形で4位フィニッシュ。フォード勢ではトップの結果を残すことに成功している。(ABEMA『NASCAR Groove』/(C)NASCAR)
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