【MLB】レイズ0-5ドジャース(8月1日・日本時間8月2日)
8月1日(日本時間8月2日)に行われたタンパベイ・レイズ対ロサンゼルス・ドジャースの一戦で、ドジャースのベテラン左腕クレイトン・カーショウが投じた魔球と、相手打者のリアクションが話題となっている。
4-0、ドジャース4点のリードで迎えた4回裏・レイズの攻撃、2死走者なしの場面で打席に立った7番ジョシュア・ローに対してカーショウは、初球、外寄りに投じた138km/hのスライダーでファウルを打たせてストライクを先行させると、2球目、内角高めのボールゾーンへと投じた114km/hのカーブを見せた上で、3球目、真ん中高めいっぱい、131km/hのスライダーでまたもやファウルを打たせ、カウント1-2と追いこむことに。
そして勝負の4球目、カーショウが投じたのは、内角低め、膝元へと大きく曲がりながら入る緩い119km/hのカーブ。メジャー最高とも言われるカーブに、思わず腰が引けたような形で見送ったローであったものの、バッテリーの求めに応じて下された三塁塁審の判定はスイング。コース的には内に外れたボールで、かつ、スイングを取られたローの動きも、打ちに行ったものであるかは微妙といったところであったせいか、マウンドを降りてベンチへと引き上げる道すがら、カーショウは苦笑いにも似た笑みを見せて俯きながら歩くこととなった。一方、スイングをとられたローは、少し苛立ったような表情を見せた後で、酷く落胆した様子のまま打席で佇むこととなった。このカーショウの奪三振シーンにファンからは「エグいな」「まさにベテラン」「打者イライラしてるw」「格が違う」「カッコよすぎ」「笑ってるやん」といった様々な反響が巻き起こることに。
わずか7試合の登板で2勝2敗に終わった昨季とは異なり、今季は13試合に登板し、これで5勝目。MLB通算勝利数も217(96敗)となったドジャースのレジェンド左腕・カーショウ。ドジャース一筋で18シーズン、37歳となった大ベテランが、その味のある投球で、この先どこまで勝ち星を重ねていくこととなるのか、その投球に注目したいところだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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