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【映像】いつの間にトップ!?解説者をあ然とさせた追い上げ
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 いつの間にトップになったの!?そんな驚きの作戦が見られた。「世界水泳シンガポール2025」が8月1日に行われ、競泳男子200m平泳ぎ決勝で中国代表の覃海洋(タン カイヨウ)選手が2分07秒41で金メダルに輝いた。一時は日本の渡辺一平選手がトップに立っていたが、最終50メートルで端コースから追い上げ一着を奪取。視界の端から追い上げた圧巻の泳ぎで、解説者をあ然とさせていた。

【映像】いつの間にトップ!?解説者をあ然とさせた追い上げ

 日本勢の金メダルなるか、大きな注目の中で行われたレースは、想像以上の大熱戦が繰り広げられた。準決勝を1位通過で決勝の舞台に臨んだ日本代表の渡辺一平選手は、決勝でも堂々と落ち着いた泳ぎを披露。じわじわと準備を上げると、最終50mで追い上げを図り2位に浮上した。

 しかし、端の8レーンを泳ぐ覃も負けてはいない。4レーンの渡辺の視界の外から見事な追い上げを見せ、最終50メートルでぐんぐん加速。世界記録保持者の26歳・覃が圧巻の泳ぎで金メダルを獲得した。

「見えてない。これは(覃選手の存在が)見えてないですね」
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