【MLB】レイズ 0ー3 ドジャース(8月3日・日本時間4日/タンパ)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でレイズ戦に先発出場。まるでイチローのような内野安打を見せてファンを驚かせている。
前日の試合では今季10度目となる1試合3三振を喫するなど、不安定な打撃が続いている大谷。直近4試合では18打数3安打、10三振、6試合連続ノーアーチと苦しんでいるが、この日は足で魅せた。
ドジャースが2ー0とリードして迎えた7回、大谷は1死ランナーなしで打席に立った。レイズの右腕・エングルトと対戦し、カウント1ー1から投じられた3球目のチェンジアップをフルスイングする。しかしうまくミートできずに打球は目の前にポトリ。どん詰まりの一打となった。
しかし大谷は諦めることなく、一塁へ全力疾走。フェドゥシア捕手が一塁へ送球するも、大谷の足が勝って内野安打となった。リプレー映像を見ると、大きく体を伸ばしてファーストベースに飛び込む大谷は、口を開いて「セーフ」と主張。ベースを踏んだ後に、ボールがロー内野手のミットに収まっており、少し余裕を持ったセーフだったことが明らかに。判定を見届けると、満面の笑顔を見せた。
大谷の“神速”に、ABEMAのコメント欄も反応。「実質イチロー」「これはやばい」「はやすぎだろ」「キャッチャーゴロでヒットw」と行った声が寄せられている。
その後、大谷はベッツの打席で二盗に成功し、フリーマンの打席ではダブルスチールを決め、貴重な3点目のホームを踏んで勝利を呼び込んでいる。残念ながら7試合ぶりの本塁打は出なかったが、第5打席でもセカンド強襲の二塁打を放っており、少しずつ復調の兆しを見せている。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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