【MLB】レイズ 0ー3 ドジャース(8月3日・日本時間4日/タンパ)
ドジャースの大谷翔平投手がまたも聖人っぷりを見せた。
大谷は「1番・DH」でレイズ戦に先発出場すると7回には今季14個目となる盗塁を成功させる。その際、ベースカバーに入るところで尻もちをついた相手内野手を気遣う一幕があった。
7試合ぶりとなる1番で先発した大谷は、2ー0とリードして迎えた7回に、捕安打で出塁。すると続くベッツ内野手の打席で盗塁を仕掛ける。カウント1−0でスタートを切った大谷は、スライディングで二塁を陥れた。この時、ベースカバーに入った二塁手のキム・ハソンは、セカンドベースの前で捕球しようとしたが、土の部分でボールがイレギュラーバウンドしたことで、尻もちを築きながらのキャッチに。大谷にタッチすることはできなかった。
盗塁を成功させた大谷は、本来ならベンチに向かってパフォーマンスをするところ。しかしここでは「大丈夫?」と右手を差し出すような格好でキム・ハソンを気遣った。一方のキム・ハソンは、ニヤリとしながら小さく頷いて無事をアピールしていた。
その後、ベッツは四球で出塁。フリーマン内野手の打席では、ダブルスチールを成功させて、大谷は今季の盗塁数を15とした。さらにフリーマンのタイムリーでホームに生還するなど、足でチームに貢献している。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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