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【映像】特大ジャンプで192km/h→衝撃でパーツが取れる(実際の様子)
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WRC 世界ラリー選手権】第9戦 ラリー・フィンランド(7月31日〜8月3日)

【映像】特大ジャンプで192km/h→衝撃でパーツが取れる(実際の様子)

 WRC(世界ラリー選手権)の第9戦が開催。戦いの舞台であるフィンランド生まれのドライバー、カッレ・ロバンペラが悲願の初優勝を飾った同大会で、豪快なジャンプの着地でパーツが取れる一幕があった。同スポットでは飛距離50メートル超のジャンプを見せるマシンもあり、注目を集めた。

 ラリー・フィンランドはハイスピードグラベル(未舗装路)で知られているが、1日の競技2日目デイ2は、複数のジャンプスポットが設けられた森林ステージで競われた。スピードに乗った状態からいかに飛び、上手く着地を決めるか、ドライバーたちのテクニックが試される部分でもある。

 特に注目されたのは、フィンランドで2度の優勝経験を持つトヨタのセバスチャン・オジエだ。大ベテランとは思えないほど豪快なジャンプを見せ、着地した瞬間のスピード表示は驚愕の「192km/h」! その衝撃でタイヤまわりのパーツも外れてしまっている。しかし、そのダメージを感じさせる間もなく、着地とほぼ同時にスロットルを全開まで踏んでいるあたりはさすがオジエ。熟練の技を見せてくれた。
 
 走る姿だけにかぎらず宙を舞っている時間や距離もWRCカーのジャンプの魅力だが、今季からフォードMスポーツに加入したジョシュ・マッカーリンも、新人とは思えない華麗な大ジャンプを見せた。スロー映像で見ると、その飛距離は55mを超えて、60mの看板に届くほど。さすがにこのジャンプには関係者やファンも驚かされたに違いない。

 その他のマシンも迫力満点のジャンプを決めて、観客を魅了している。ジャンプ中のパーフェクトなバランスとクリーンな着地も大切なことだが、WRCならではの迫力と飛距離の長いジャンプには、昔も今もファンから驚きと称賛が集まる。

ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2025』/(C)WRC)

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