【MLB】カブス 2—3 レッズ(8月4日・日本時間5日/シカゴ)
シカゴで行われたカブス対レッズの一戦。鈴木誠也外野手が「3番・DH」で先発出場したこの試合で、カブスファンに衝撃が走った。
試合のハイライトは7回裏2死三塁、8番スワンソンが全力疾走で一塁へ駆け込んだ場面。サードゴロながら、判定はセーフ。三塁走者が生還し一時は3—3の同点に追いつき、カブスベンチと本拠地リグレー・フィールドは一気に沸騰した。
しかし、レッズがチャレンジを申請してビデオ検証へ。中継の視聴者から「全力疾走は大事」「よく走った!」と健闘を称えるコメントのほか、「踏んでなくね?」「ついてないのか」など不安や驚きの声も順次投稿されていた。そして判定は覆り、スワンソンが一塁ベースを踏み損ねていたとされアウト。映像でその瞬間が映し出されると、「踏んでない」「チャレンジ正解」と納得しつつも落胆するリアクションが目立った。
スワンソンは試合後に「正直、野球人生でこんなことした覚えがない」とコメント。その様子を地元局「Marquee Sports Network」の公式Xが投稿し、リプライには「彼だけの責任じゃない」「得点圏だとこうなる」など冷静な声や、「他の選手もミスした」などの擁護も見られた。
この惜しい“幻の同点劇”に「勘弁して」「なんでこんな大事なときに」といったファンの失望が広がりつつも、全力プレーを称える声も多く、試合は2—3でカブスが涙をのむ結果となった。明暗を分けた一瞬の攻防が、球場中の心を揺さぶった。(ABEMA『SPORTSチャンネル)
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