フローターショットを放つ富樫勇樹
【映像】敵はイラッ!? 富樫勇樹の「神業フローター」
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 日本屈指のポイントガードが、やはり54年ぶりのアジア王者に立つうえで鍵になりそうだ。

【映像】敵はイラッ!? 富樫勇樹の「神業フローター」

 8月5日からサウジアラビアで開幕したFIBAアジアカップ2025に参戦するバスケットボール男子日本代表。『ABEMA』のスペシャル番組では、試合解説を担当する辻直人(元男子代表)と髙田真希(女子代表)が、代表選手12人のプレースタイルや性格をカテゴリー別に紹介した。

 その第一弾では、富樫勇樹、馬場雄大、富永啓生を紹介。7月の強化試合はメンバー外となっていたものの、大会直前になってアカツキジャパンに追加招集された実力者3人だ。

 まず話題となったのが、日本人では史上2人目のNBAプレーヤーとなった富樫。167cmとチームで最も小柄ながらスピード、技術、リーダーシップを併せ持った最年長32歳のポイントガードだ。

 辻は「パス、ドライブ、シュートと全てできますからね。相手はだいたい190cmとか200cmなので、彼がドライブした(対峙する時に)膝下なんですよ。だから止めにくい。一気にペイントエリアまで行けるので、相手のディフェンスがそれに収縮されて、いろんなアシストができる」と絶賛。髙田も「判断がいいですよね。自分で打つべきところはしっかり打つし、ドライブからのアシストもできる」と続いた。

 また髙田は、「他のポイントガードも能力はすごく高いんですけど、やっぱりそういった判断もすごく大事になってくる。周りを生かすゲームメイク、ゲームコントロールっていうのは、他の若い選手ではまだまだ足りない部分が多い。だから富樫選手の存在感は大きいのかなって思います」と、アジアカップにおけるキーマンにも挙げた。

 さらに富樫の十八番であるフローターシュート(弧を描くようにボールを放ち、身長差を無力化するショット)に関しては、髙田も辻も声を揃えて「イラっときます!(笑)」と断言。司会を務めたバスケ大好き女性タレントの『まるぴ』も大爆笑していた。

 プライベートでも交流があるという辻はその後、富樫の知られざる一面も明かして髙田と『まるぴ』を感心&爆笑させていた。

 日本代表は8月6日の20時10分、アジアカップ初戦でシリア代表と対戦。富樫の活躍には大いに期待したい。

(ABEMA/FIBAアジアカップ2025)
 

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【FIBAアジアカップ2025】テレビ放送・ネット配信、日本代表の登録メンバー
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