【MLB】カブス 1-5 レッズ(2025年8月5日・日本時間6日/シカゴ)
カブスの今永昇太投手が日本時間6日のレッズ戦に登板。1失点、7奪三振の好投も6回途中で降板したシーンが注目を集めている。
1対1の同点で迎えた7回表。今永は先頭打者のエリー・デラクルーズから79.9マイル(約128.6キロ)のスイーパーでこの日、7つ目の三振を奪う。直後、カブスのカウンシル監督がマウンドに歩み寄り、今永を労いながら投手交代を告げた。マウンドに集まった内野陣もグラブで今永とタッチを交わし、好投を称えた。今永がマウンドを降りると、本拠地のカブスファンも総立ちに。勝ち投手の権利は得られなかったが、力投を称え大きな拍手喝采を送った。
この日の今永は、6回途中まで92球を投げ、被安打3、1失点、7奪三振の成績。現地実況も今永の投球に対し、「今夜は7つの三振を奪ったショウタ・イマナガ。本当に良い仕事ぶりでした」「今永の素晴らしいパフォーマンスでした」と称賛。試合後、今永は降板について問われ「私は彼(=監督)の決断を信頼する」と述べた。地元局「Marquee Sports Network」も公式Xで同コメントを伝えている。
今永はマウンドを救援陣に譲ったものの、結果的に救援投手が失点したためカブスは敗戦。今季9勝目とはならなかったが、SNS上ではファンから「もし彼が試合に残って、打撃陣も打っていたら、彼一人で試合に勝てただろうに」「ショウタ、素晴らしい仕事ぶりだ!」などの反響が寄せられた。
勝利こそ逃したものの、本拠地に広がった光景や現地実況の称賛は、今永のファンからの熱い支持を示すシーンだった。(ABEMA/SPORTSチャンネル)
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