「必要以上に躊躇の可能性」日本はAI規制に消極的？
アメリカや韓国では、同意のない性的ディープフェイクそのものについて規制する法律ができていて、成人についても適用される。
一方、日本では、AI戦略会議の中間とりまとめでも、規制により研究等が躊躇されることで国際競争力の低下につながるなどと指摘されており、規制に消極的な姿勢がみられる。
日本での規制のありかたは今後どのように進むのだろうか。ニュース番組『ABEMAヒルズ』コメンテーターで、日本大学危機管理学部教授／東京科学大学特任教授の西田亮介氏は以下のように解説する。
「日本のAI規制は、人間中心の開発原則と言いながら、基本的には開発を推奨する立場が取られている。そもそも、日本のサービスは主要なサービスとしてユーザーに使われていない。その場合、ハードローだろうがソフトローだろうが、規制をかけたところで実効的かどうかはよくわからないという問題もある。サーバーが国外に置かれている場合はどうするのか、法執行は現実的なものになるのかなど、いろいろな課題が山積している状況だ」（西田亮介氏）
（『ABEMAヒルズ』より）
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