フロップに現れたのはクラブの「10」「3」、そしてスペードの「2」。オールインを決めた以上、手を出すことができない中西は、勝負の行方を見守りながら、笑顔を浮かべる。その表情につられるように、岡本も柔らかな笑みを見せた。
ターンで出たのはスペードの「10」。中西にフラッシュの可能性が高まり、勝率は92%に急上昇。「いいよ!とてもいいよ!」とテンションを上げる中西の無邪気なリアクションと、いつもは冷静沈着な岡本の微笑みが、場を優しく包み、大会の緊張感にほんのひととき温かさが差し込んだ。
リバーカードはダイヤの「2」。これにより中西の勝利が確定し、4900点のチップを獲得。敗退の危機から一転、反撃の狼煙を上げるワンハンドとなった。
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(ABEMA/「ABEMA POKER INVITATIONAL」より)
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