【MLB】ドジャース 5ー1 ブルージェイズ(8月8日・日本時間9日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でブルージェイズ戦に先発出場。5打数3安打2得点の活躍を見せた。ドジャースは、右腕・カーショーが左腕・シャーザーとのレジェンド対決を制して今季6勝目を挙げている。
現地6日のカージナルス戦で39号ホームランを放ち、MLB通算1000安打を達成した大谷。この日は過去にサイ・ヤング賞を3度獲得した生ける伝説、右腕のシャーザーとの対戦となった。注目の第1打席はカウント1ー1から3級めのカーブをセンター前に弾き返してヒットで7試合連続安打とした。
3回の第2打席はセカンドゴロに倒れたが、5回の第3打席はエンタイトルツーベースとなる鋭い一打を放った。これで大谷は8月4度目、今季33度目となるマルチヒットとしている。さらに7回の第4打席ではファースト強襲のヒットで、今季9度目、44試合ぶりの3安打“猛打賞”(MLBでは猛打賞は用いない)となった。
この日はドジャースがレジェンド左腕のカーショー、ブルージェイズがレジェンド右腕のシャーザーがマウンドへ。ともに3度のサイ・ヤング賞を獲得し、カーショーは通算3010奪三振、シャーザーは通算3451奪三振と、“通算3000奪三振”対決となった。
すると試合は2回、カーショーがタイムリーを浴びて先に失点。しかし5回には、大谷のエンタイトルツーベースでチャンスを作り出すと、ベッツの12号、逆転の2ランホームランが飛び出して試合をひっくり返した。
ドジャース打線は7回にも相手のエラーや押し出し四球、犠牲フライで3点を追加。そのリードを守り切った。これでカーショーは今季6勝目で、通算ではシャーザーに並んで218勝目とした。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)


