【MLB】オリオールズ3-2アスレチックス(8月8日・日本時間8月9日)
8月8日(日本時間8月9日)に行われたボルティモア・オリオールズ対アスレチックスの一戦で、オリオールズ・菅野智之が投じたカットボールが話題となっている。
6回表・アスレチックスの攻撃。この回先頭の2番ブレント・ルーカーに対して菅野は、初球、内角いっぱいへと投じた149km/hの直球でファウルを打たせてストライクを先行させると、続く2球目は真ん中やや内寄り、低めのところへと決まる148km/hのシンカーで見逃しを誘い、いきなりカウント0-2と追いこむことに。そして勝負の3球目、菅野が投じたのは、外角低めのボールゾーンへと絶妙に曲がり落ちる142km/hのカットボール。この1球に思わずルーカーもバットを止め切れず、中途半端なスイングで空振り。見事な3球三振となった。こうした菅野の投球に、ファンからは「まさかの3球勝負」「菅野さん狙って3球三振取りに行っただろ」「追いこまれてからこの球は打てないやろ」「さすがベテラン」「初球でわざとファウル打たせるのデカい」「熟知してるわ」といった様々な反響が巻き起こることに。
なお、この日の菅野は7回・91球を投げて被安打5、奪三振4、与四死球3、失点1と、初回にもらった3点のリードを守りながら、しっかりと試合を作り、今季9勝目。オリオールズの生え抜き右腕ディーン・クレマーを抑え、チームトップの勝ち星をマークしている。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
この記事の画像一覧

