国民民主のお株を奪う「対決より解決」。その解決の相手は、石破総理その人だ。では、これまで長年対立していた問題はどうするのか。
「野田代表も結局、これまで言っていた企業団体献金の全面禁止ではない。これは野田さんとしては大丈夫なのか」(青山氏)
「大丈夫じゃない。それは廃止でずっと言ってきたし、頑張ってきた。公開を強化するという内容だが、受け皿の政党支部は全然減らない。会期末まで持っていたけれど、結論が出ないまま。サッカーでいうと延長戦前半、後半終わった。もうPKしかない状況。
政治資金規正法や公職選挙法は、相手とこちら側の主張が完全一致することはなかなかない。少なくとも比較第1党と第2党は合意して、他党に賛同を呼びかける形にしないと結論が出ないので、出さなきゃいけないギリギリの場面だと思ったので、ああいう提案をした」(野田代表)
給付金についてはどうなのか
