【MLB】ドジャース ー ブルージェイズ(8月10日・日本時間11日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番DH」で先発出場。初回の第1打席で2試合連続となる今季41号本塁打を放った。先頭打者本塁打は今季11本目、通算22本目。打球速度106.3マイル(約171.1キロ)、飛距離400フィート(約121.92メートル)、打球角度25度だった。
8月は現地時間6日のカージナルス戦で39号、前日9日のブルージェイズ戦で40号を放ち、日本人史上初の3年連続シーズン40本塁打を達成。直近4戦3発と再び量産体制に入った。
これでシュワバー(フィリーズ)に並び、リーグトップタイに浮上。3年連続のホームランキングはもちろん、昨季の54本塁打に続いて2年連続のシーズン50本塁打にあと9本。年間56.3本塁打と記録達成は十分射程圏内だ。
MLBの歴史を紐解いても2年連続のシーズン50本塁打は過去に、ベーブ・ルース(1920~21、1927~28年の2度)、マーク・マグワイア(1996~99年の4年連続)、ケン・グリフィーJr.(1997~1998年)、サミー・ソーサ(1998~2001年の4年連続)、アレックス・ロドリゲス(2001~2002年)の5人しか達成していない。今季は大谷と昨季58本塁打を記録したアーロン・ジャッジに記録達成の可能性があるが、過去の達成者は全員が通算500本塁打以上を記録している球史に残るスラッガーたち。
今季はすでにMLB通算1000安打、250本塁打といったマイルストーンを達成している大谷だが、史上6人目の大偉業にも十分手の届く位置にいる。投手としても2シーズンぶりに復帰を果たし、MLB自己最速の101.7マイル(約164キロ)を記録するなど投打でさらなる進化を見せている大谷。
今季残り試合でも、どこまで日米ファンを驚かせるプレーを見せてくれるのか、期待は膨らむばかりだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)



