【MLB】カージナルス 3ー2 カブス(8月10日・日本時間11日/セントルイス)
【映像】今永、“魔球”スイーパーに相手打者ヘルメット飛ばし奪三振
カブスの今永昇太投手が日本時間11日、敵地で行われたカージナル戦に先発登板。4安打3失点で降板。今季9勝目はならなかったが、7回途中92球の粘投で計9つの奪三振と気迫の投球を見せた。
中4日での登板となった今永は初回、先頭のウィンを捕邪飛に打ち取ると、ポップフライ2つと内野ゴロで三者凡退と順調な立ち上がりを見せる。2回は打って変わって奪三振ショー。先頭の4番打者バールソンを81.7マイルのスイーパーで空振り三振に斬ると、続くウォーカーは82.9マイルのスプリット、ゴーマンを91.4マイルの直球で3者連続三振に仕留めた。特にバールソンから三振を奪った場面は、ヘルメットを飛ばしながら圧巻の投球だった。
この後3回に8番パヘスに出会い頭の一発を浴び、2点を失った今永だが、後続をきっちり抑え、4回の2者連続三振を含め、5回まで2イニング連続の三者凡退で、前半を被安打2、66球にまとめた。カブス打線も4回にマット・ショウ内野手の同点2ランが飛び出し、同点で後半のマウンドに上がると、6回もフライアウト、三振、ゴロと変幻自在の投球で三者凡退。しかし、7回に二死からウォーカーの単打と盗塁でランナー二塁とされ、ゴーマンに痛恨のタイムリーヒットを打たれ、ここで降板。
7回途中92球4安打3失点の内容も今季5敗目となった。鈴木誠也は3打数1安打。カブスは結局ショウの2ラン以外得点を奪えず、1点差で接戦を落とした。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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