【FIBAアジアカップ2025】グアム代表 63-102 日本代表(日本時間8月10日/キング・アブドゥラー・スポーツ・シティ)
解説者たちも思わず声を上げるような“疑惑の判定”だった。アカツキジャパン(バスケットボール日本代表)のジョシュ・ホーキンソンがゴール下で仕掛けたリングアタックは、不可解にもオフェンスファウルの判定に。ベンチだけでなく、解説者たちも首を傾げた。
アカツキジャパンは8月10日、FIBAアジアカップのグループフェーズ3節でグアム代表と対戦。序盤からリードを保って試合を進める中で、54ー36と大きくリードして迎えた第3クォーターの残り8分28秒、問題のシーンを迎えた。
ディフェンスリバウンドから速攻を仕掛け、馬場雄大、富永啓生を経由して、ボールはゴール下のホーキンソンヘ。今大会は馬場雄大と並んでダブルキャプテンを務めるセンターは、鋭いドライブから相手に身体をぶつけてスピンムーブし、ジャンプショットを狙った。しかし接触のタイミングで主審がホイッスルを吹き、オフェンスファウルを取られる形になったのだ。
ホーキンソンも苦笑いするしかなかった判定に、ABEMAで解説を務めた群馬クレインサンダーズの辻直人と藤井祐眞は声を揃えて「え?うそ?」と不満を示す。リプレイを確認しても納得がいかない様子ながら、辻は「あるんですよね。国際試合だと。おぉっ、となるような判定がある。これは切り替えるしかない」と指摘した。
中継映像はアカツキジャパンのベンチの様子を捉えており、ファウルの判定となった瞬間、西田優大と川真田紘也が揃って仰け反るなど、こちらも納得していない様子だった。
このシーンについては、ABEMAのコメント欄でも話題に。「これがファウルかー」「これがFIBA基準なの?」「うーん、これくらいで吹かれちゃうのか」「NBAだったら試合ならんな」「これは中東の笛」「誤審多いな」「審判どした」「ベンチの顔w」「いやー厳しい。これがファウルかよ」「あれがオフェンスファウルってまじ?」などファンたちも不満を露わにしていた。
過去2試合は大黒柱としてほぼフル稼働していたホーキンソンだが、この日は決勝トーナメントも見据えてプレータイムは22分13秒に制限された。それでも7ゴール・8リバウンドを記録するなど攻守にわたって貢献し、チームも102ー63と大勝している。
なおグループB2位になった日本は、8月12日の準々決勝プレーオフでレバノン代表(グループA3位)と対戦。ここを勝ち抜くと14日の準々決勝でニュージーランド代表(グループD1位)と戦う。
(ABEMA/FIBAアジアカップ2025)


