【FIBAアジアカップ2025】グアム代表 63-102 日本代表(日本時間8月10日/キング・アブドゥラー・スポーツ・シティ)
バスケットボール日本代表のレジェンド・ポイントガード富樫勇樹が、お馴染みの別格タイムマネジメントからスリーポイントシュートを炸裂。代名詞とも言えるハイクオリティーな一撃にファンも大興奮の様子だった。
アカツキジャパン(バスケットボール日本代表)は8月10日、FIBAアジアカップ2025のグループフェーズ3節でグアム代表と対戦。決勝トーナメント以降を左右する重要な試合で大きな存在感を放ったのが、32歳の富樫だ。試合途中からコートに立つと、ベテランらしく自らの役割を確実に遂行した。
それを象徴する場面が、第3クォーターの残り12秒で見られた。相手に最後の攻撃チャンスを与えないようにゆっくりと時間を使って敵陣までドリブルでキャリーすると、川真田紘也がスクリーンを上手く使う。そのまま残り5秒でシュートモーションに入り、完璧なスリーポイントシュートを沈めた。
ギリギリまで時間を使ってからの3Pショットに、ABEMAの実況・解説陣は「流石です!」「決める男、富樫勇樹だ!」「最高!」と大盛り上がり。またファンもABEMAのコメント欄やSNSで「爽やかに鮮やかに何気なく」「シゴデキがすぎる」「クラッチタイムの鬼」「流石すぎる」「これは富樫の時間」「タイムマネジメントはすごすぎ」など沸いていた。
富樫は所属する千葉ジェッツでも幾度となく重要な場面でショットを決め、今大会の初戦シリア戦でもホイッスルが鳴るギリギリでスリーポイントシュートを沈めていた。
タイムマネジメントをしながら最後に求められた仕事を遂行できるベテランは、このグアム戦で今大会自身最多となる12得点を記録。スリーポイントシュートも7本中4本成功(成功率57.1%)と高いクオリティーを発揮し、102-63の勝利に貢献している。
なおグループB2位になった日本は、8月12日の準々決勝プレーオフでレバノン代表(グループA3位)と対戦。ここを勝ち抜くと14日の準々決勝でニュージーランド代表(グループD1位)と激突する。
(ABEMA/FIBAアジアカップ2025)


