【MLB】カージナルス3-2カブス(8月10日・日本時間8月11日)
8月10日(日本時間8月11日)に行われたセントルイス・カージナルス対シカゴ・カブスの一戦で、カブス・今永昇太が絶妙なスイーパーで奪った空振り三振が話題となっている。
6回裏・カージナルスの攻撃、1死走者なしの場面で迎えた1番のメイシン・ウインに対して今永は、初球、快速球で見逃しを誘ってストライクを先行させると、2球目、内角低めのボールゾーンへと投じた129km/hのスライダー、3球目、内角いっぱい胸元近くを突く145km/hの速球で2つファウルを打たせて追いこむことに。そしてカウント0-2からの4球目、今永が投じたのはほぼ真ん中、130km/hのスイーパー。これをある程度読んでいたのか、ウィンも全力で捉えにかかるも、ボールはウインが振り出したバットを避けるように捕手のミットへと収まり、空振り三振に。そこまで大きな変化量ではないものの、球速差を効果的に使うことで、打者にとっては厄介なボールとする今永ならではのクレバーな投球術が光る奪三振となった。こうした今永のスイーパーによる奪三振シーンに、ファンからは「絶妙すぎる」「真ん中やんw」「さすが今永先生」「球速を抑え気味にして打ちづらくしてるんやな」「そこまで変化してるようには見えないのに」といった様々な反響が巻き起こることに。
前回の登板では、直球とスプリットに加え、スイーパーを自在に操って三振の山を築くも、「いろんな球種を操らなければ、自分はここでは生き残れない投手だと思っている」と謙虚に語っていた今永。前回同様、勝ち星を逃す形となったものの、堂々たる投球で、見事、試合を作った形となった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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