【MLB】エンゼルス 7ー4 ドジャース(8月11日・日本時間12日/アナハイム)
ドジャースの山本由伸投手がエンゼルス戦に先発出場。序盤にリードを許す展開となったが、3回に披露した“判断力の勝利”とも言える好プレーが話題を呼んだ。
0-2とドジャースが2点を追う展開となった2回裏、先頭打者本塁打を浴びたネトに対して四球を与え、2死一塁に。カウント0-1の場面で、山本はまず牽制を挟むと、その直後にネトがスタートを切った。
山本は観客の歓声で盗塁に気づいたのか、慌てることなく二塁へ送球。これが見事に決まり、盗塁阻止に成功した。盗塁を阻まれたネトは二塁上で不満げな表情を浮かべていた。
打者との対決に注目していた中継の視聴者からは「何が起こった?」「声で気づいたかw」といった驚きの声があがったほか、「マジでこういうとこ山本冷静だよなぁ」「これが出来るのが山本」「さすが日本のエース落ち着いとるわ」など、プレーの鮮やかさと“気づきの早さ”を称える声が相次いだ。
山本は初回に2点を失ったものの、その後はしっかりと修正。4回まで追加点を許さない好投を見せた。しかし5回、山本は二者連続安打を許し、さらに死球で無死満塁のピンチを迎えると、トラウトに2点タイムリーを許すなどさらに4点を失い、4回2/3、99球を投げ被安打6、被本塁打1、与四球6、6失点、6奪三振という成績でマウンドを降りた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)


