松浦氏は「風と振動が主。あと温度変化。少しでも環境が変わると値がずれてしまう、安定した状態でやるというのが前提。除振台で振動を低減させたりそういった手段は取れるが、地震みたいな低周波になると対策ができない」「一概にこれくらい影響を受けるとは言えないが、2008年の四川大地震、2015年のネパール大地震のときも同様の現象が起こったと聞いている」と、日本から5000km以上離れたネパールの地震をもキャッチする高感度ぶり。
今回、思いもよらない形で名が知れ渡ることになった電子てんびん。松浦氏は「使ったことがない人は今回のことに関心を持つこともなかったと思う。いろんな研究とか最初に重さを測ったり、適正な量を測ってから分析にかけるとか。最初にやることなので、電子てんびんというのはかなり重要な位置を占めている。質量を測るのは基本」と、重要性について述べた。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
この記事の画像一覧
