【MLB】メッツ3-4ブレーブス(8月14日・日本時間8月15日)
8月14日(日本時間8月15日)に行われたニューヨーク・メッツ対アトランタ・ブレーブスの一戦で、メッツ・千賀滉大のフォークに、打者が思わず呆然と立ち尽くした。
2回表・ブレーブスの攻撃、1死二塁の場面で打席に立った7番のビダル・ブルーハンに対して千賀は、初球、外角低めのボール球、143km/hのカットボールを見せた上で、2球目、ほぼ同じコースへと投じた142km/hのシンカーでファウルを打たせてカウント1-1とすると、続く3球目は、外角高めいっぱいのところへのフォークで見逃しを誘い、カウント1-2とブルーハンを追いこむことに。そして勝負の4球目、千賀が投じたのは外角高めのボールゾーンから、ゆるやかに落ちる132km/hのフォーク。その思わぬ変化についていけずに見逃し三振に倒れたブルーハンは、しばし呆然とした様子で打席に止まった後で、なんともいえない表情を見せながらベンチへと引き上げていくこととなった。ボールゾーンから高めいっぱいの絶妙なところへとフォークボールを落としていく千賀の投球にファンからは「エグすぎる」「大丈夫かw」「あんな所からボールが落ちてくるとは思わない」「こういうフォークの使い方もアリなんだな」「呆然としすぎw」「ドン引きやん」といった様々な反響が巻き起こることに。
ちなみに1人前の打者である6番のオジー・アルビーズに対しては、ブルーハンとの対戦とは異なり、カウント2-2からの6球目で、真ん中低めのボールゾーンへと急激に落ちるお化けフォークで空振り三振を奪った千賀。今後もこうした“バリエーション豊富なフォークの使い方”に、多くの打者が悩まされそうな気配だ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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