【MLB】カブス 2ー3 パイレーツ(8月15日・日本時間16日/シカゴ)
【映像】「6インチも高く…」誠也、憮然の“誤審”(実際の様子)
カブスの鈴木誠也外野手が「2番・ライト」でパイレーツ戦に先発出場。同点で迎えた8回、不運な判定で見逃し三振となると、打席内で不満をあらわに。MLB公式のデータサイト上でも明らかなボール球だったこともあり、ファンたちからは同情の声が漏れている。
問題のシーンは2ー2の同点で迎えた8回だった。この回先頭の鈴木は、カウント2ー2から5球目のスライダーを見逃す。中継映像に設置されたゾーンを外れている1球だったが、球審はまさかのストライクコール。これで鈴木は見送り三振となった。
自信を持って見送っていただけに、鈴木は納得ができない様子。打席内でぴょんと飛びはなながら球審に背を向けたが、再び球審の顔を一瞬チラリと見る。本当なら文句の1つでも言いたいところなのだろうが、グッと堪え、不満げな態度は見せながらもダグアウトへと戻っていった。
この判定に対して、球場全体からは大ブーイングが飛ぶ。さらにベンチ内も主審に対して怒りをあらわにしていた。
また現地の実況も「スズキはストライクゾーンに入っていない球に反応した。最初からストライクゾーンにない球だった。相手投手の手から離れた時点で高めに投じられており、最終的にはストライクゾーンよりも6インチ(約15センチ)も高く外れていた」とコメント。明らかなボールだったと語っている。
このシーンについてSNSのファンたちも反応。「また鈴木の打席でこんな判定が」「鈴木はいつもかわいそうだな」「鈴木は本来もっと成績いいはず。判定でだいぶダメにされてる」「これがストライクか?何見てんだよ」「言いたかなけどこれこそ差別だわな」「何を見てストライクと判定した?」と球審に対して辛辣な言葉が並んだ。
なおMLB公式データサイト『Baseball savant』で確認しても、最後の球はゾーン内に入っておらず、鈴木にとっては不運の判定となった。この日の鈴木は4打数1安打、2三振の成績を残している。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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