【MLB】ドジャース6-0パドレス(8月16日・日本時間8月17日)
8月16日(日本時間8月17日)に行われたロサンゼルス・ドジャース対サンディエゴ・パドレスの一戦で、ドジャース・大谷翔平が技アリの一打を放った。
4回裏・ドジャースの攻撃、1死走者なしの場面で打席に立った1番・大谷は、パドレス先発のディラン・シースに対し、まず初球、外角高めのボールゾーンへと見せ球気味に投じられた156km/hの直球を見送ると、続く2球目、内角いっぱい、胸元を突く156km/hの直球、3球目、内角低め、ボールゾーンへと曲がり落ちる143km/hのスライダーと、2球続けて空振りし、カウント1-2に。続く4球目、内角のかなり近いところのボール球、154km/hのシンカーを見送っての5球目、シースが投じたのは外角低めわずかに外れる135km/h、独特な軌道のナックルカーブ。これを大谷はしっかりと待ち、ボールを十分に呼び込んだ上でバットを出すと、かなり遠い球であったものの、上体を残しながら上手く捉えて小さく返し、センター前へ。大谷にとってこの日の初ヒットは、技アリの一打となった。追いこまれてからの難しい球でありながらも、球筋をしっかりと見極めた上で、大きく行かずにシャープに捉えるという、大谷の状態の良さを感じさせるこの一打にファンからは「これは上手い」「技アリだわ」「ボール見えすぎ」「シースドン引きやん」「大谷さんシースを完全にカモってる感じするw」といった様々な反響が巻き起こることに。
大谷vsシースといえば、2021年4月4日に行われたロサンゼルス・エンゼルス対ホワイトソックス戦で、当時エンゼルスに所属していた大谷は、二刀流として初めてMLB公式戦への出場を果たすこととなったが、その際に先発していたのが当時・ホワイトソックスに所属していたシース。大谷は先発のシースから初回の第1打席に豪快弾を放ち、大きな衝撃を与えることとなったが、さらにそこから時が流れて昨季のナ・リーグ ディビジョンシリーズ第1戦でも大谷は、自身にとってポストシーズン初となる同点3ランを放つことに。なにかにつけて縁のあるこの2人、今季のポストシーズンでも名勝負を生みそうなだけに、今後もその対決から目が離せなくなりそうな気配だ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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