【MLB】ロッキーズ 4xー3 ドジャース(8月18日・日本時間19日/デンバー)
盗塁の秘訣は足の速さだけではないことを証明するプレーだった。
ドジャースのフリーマン内野手が「4番・ファースト」でスタメン出場。6回に相手の不意を突く形で盗塁を成功させると、ファンや解説からは称賛の声が送られた。
両チームの投手が好投したこの試合はロースコアの展開に。2ー2の同点で6回を迎えると、ドジャースの主砲が動く。
先頭打者のフリーマンが四球を選ぶと、1死から代打コンフォートの打席で盗塁を試みる。相手投手のモーションを完全に盗み、セカンドベースに到達。今季4つ目の盗塁を成功させた。
この不意を突く盗塁について、解説を務めたAKI猪瀬氏は「足は遅いですけど、盗塁の術は知っていますからね」と称賛のコメント。ファンからも「フリーマンの盗塁を無駄にしたくない」「足が元気だ」「技の盗塁」「びっくりナイスラン」「これを生かさないと」と多くの反響が寄せられた。
コンフォートは三振に倒れたが、続く代打フリーランドがセンターへの二塁打を放ち、ドジャースが勝ち越しに成功。フリーマンの盗塁を生かして得点を奪った。
体重約100kgの巨漢フリーマンにあまり走るイメージはあまりないだろうが、2023年シーズンには23個の盗塁を成功させるなど、状況に応じては走ることもできる選手だ。直近の2シーズンは大きく盗塁の数を減らしているが、彼のチームのためにプレーする献身性が伺えるシーンだった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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