【MLB】ロッキーズ 4ー3 ドジャース(8月18日・日本時間19日/デンバー)
8月18日(日本時間8月19日)に行われたコロラド・ロッキーズ対ロサンゼルス・ドジャースの一戦で、ドジャース・山本由伸の変化球に空振り三振を喫した打者が、バットを叩きつけて感情を爆発させた。
6回裏・ロッキーズの攻撃、2死走者なしの場面で迎えたハンター・グッドマンに対して山本は、初球、内角やや低めのところへ投じた139km/hのスライダーでファウルを打たせてストライクを先行させると、続く2球目、外角低めのボールゾーンへと投じた153km/hのシンカーはグッドマンもよく見てカウント1-1。続く3球目、山本は真ん中低めいっぱいのところを突く153km/hの直球で見逃しを誘ってカウント1-2と追い込むと、最後は外角低めのボールゾーンへと、独特な軌道で大きく曲がり落ちる123km/hのカーブで空振り三振に。
すると、バットがまるで届かないようなコースの球を振らされたグッドマンは、あまりの悔しさからか、空振り直後にバットを叩きつけ、感情を爆発させることとなった。変化球の制球に定評のある山本ならではといった感のあるこの鮮やかな奪三振シーンにファンからは「これは打てない」「軌道エグい」「2球目とほぼ同じコースなのにな」「悔しいだろうな」「完全に由伸にやられてるな」といった様々な反響が巻き起こることに。
なお、この日の山本は勝ち負けこそつかなかったものの、7回103球を投げて被安打4(被本塁打1)、奪三振6、与四球2とまずまずの内容。3点を失ったものの、リリーフ陣の台所事情が厳しいドジャースにあって、先発として試合を作り、しっかりとその役割を果たすこととなった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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