■FPの選び方は

NISAの口座推移と年齢別
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 では実際に、どのようにFPに相談すればいいのか。秋山氏は「夫婦そろって相談に来ると、面談の価値は上がる。妻が『子どもの教育費』で頭がいっぱいなのに、夫が『家を建てたい』となると、価値観の違いでケンカになる。そこで第三者が整理して、2人の意向をそろえる仲裁役を担う」と紹介する。

 FPの選び方について、高田氏は「前提条件として、金融商品を売っていないFPを選ぶのが一番だ。金融商品を売っている人だと、どうしてもライフプランのシミュレーションが、販売寄りになってしまう」といったポイントを挙げる。

 一方で、坂本氏は「『金融商品を扱っているから悪』というわけではなく、その人にちゃんと合う保険を勧めていれば問題ない。ただ、FPに限らず、合わない商品を勧めるケースはあり得る。保険加入の“セカンドオピニオン”の相談を時々受けるが、やめた方がいいと言う場合も、勧める場合もある」と答えた。
(『ABEMA Prime』より)
 

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