2度も当時の総理を辞めさせようとしたのに…
「支持率の低下とともに、麻生総理では選挙を戦えないということで、自民党内では麻生おろしの動きが強まった。7月には石破大臣と与謝野財務大臣の2人が官邸に乗り込み、麻生総理に辞任を迫った。これは現職閣僚が辞めるように迫るという、かなりショックな出来事だった」
「ただ、当時の自民党議員の間では、むしろ『自らの判断で辞めてほしい』という声の方が多かったのは事実。ちなみに、2007年の第一次安倍政権でも、参院選で負けた後、石破氏は安倍総理に辞任を迫っている。だからこそ、今、石破総理が逆の立場になって『あれ?』と思ってしまうし、2度も当時の総理を辞めさせようとしたのに、自分は居座っていいのかという反発が強まっている」

